01

建物と現場の条件を確かめる

構造(木造か鉄骨かRCか)、延べ床の坪数、前面道路の幅、隣の家との距離、家の中に物が残っているか。この5つで金額はほとんど決まります。

02

2〜3社から見積もりを取る

構造・坪数・残置物の有無・希望時期を、全社に同じ条件で伝えます。1社だけでは高いか安いか判断できません。

03

見積書を見くらべる

建物の解体・廃材の処分・整地・付帯工事が分けて書かれているかを確認します。「解体工事一式」だけの見積書は要注意です。

04

契約して工事へ

石綿の事前調査、建設リサイクル法の届出、近隣へのあいさつ、そして着工へと進みます。届出は着工の7日前までに出す必要があります。

見積もりを集めはじめてから更地の引き渡しまで、おおむね1〜2か月みておくと安心です。着工の7日前までに県への届出が要るので、逆算して動きます。

進める順番を間違えないでください

正しい順番は、次のとおりです。

  1. 建物の構造・坪数と、現場の条件を確かめる
  2. 2〜3社に、同じ条件で見積もりを頼む
  3. 見積書を見くらべる
  4. 契約する
  5. 石綿の調査・届出・近隣へのあいさつ
  6. 着工から更地の引き渡しまで

先に1社と契約してから他社に見積もりを頼んでも、比べる意味がありません。金額を動かせるのは契約前だけです。

「今日決めてくれれば安くします」と急がせる業者は、いったん帰ってもらってください。急がせる業者ほど、あとで説明が変わります。

見積書に並ぶ項目

解体の見積書は、おおよそ次の項目でできています。「解体工事一式」とだけ書かれている場合は、この粒度で出し直してもらってください。

項目 何の費用か
仮設・養生足場と防音・防じんのシート。隣家が近いほど厳重になります。
建物の解体重機と人の手間。構造と坪数で決まる、いちばん大きい項目です。
廃材の運搬・処分木くず・コンクリートがら・金属などを種類ごとに分けて処分します。重さで効いてきます。
付帯工事塀・門・カーポート・物置・庭木・浄化槽など。建物の坪数には入りません。
残置物の処分家具・家電・衣類など、家の中に残っているもの。空き家では大きくなります。
整地基礎を撤去したあとの土地をならします。どこまで仕上げるかで変わります。
届出・諸経費石綿の事前調査、建設リサイクル法の届出、現場管理費など。

※ ここでは金額の目安を出していません。当サイトが全社に同じ条件でうかがった金額は、業者ページの「同じ条件で聞いた総額」に載せています。

「廃材の処分費込み」とだけ書かれた見積もりは要注意です。量が増えたときに追加されやすいので、何をどこまで含むのかを書いてもらってください。

契約の前に確認したい3点

1マニフェストの写しをもらえるか

解体で出た廃棄物が正しく処理されたことを示す書類です。写しをもらえれば、不法投棄に巻き込まれていないことを自分で確かめられます。契約前に頼んでおいてください。

2近隣へのあいさつを誰がするか

解体は音と振動とほこりが必ず出ます。着工前のあいさつを業者がしてくれるのか、施主も一緒に回るのかを決めておくと、あとのトラブルが減ります。

3地中から何か出てきたときの決め方

古い基礎、浄化槽、井戸、大きな石。掘ってみないと分からないものは必ずあります。出たときにいくらで、どう決めるのかを、契約書に書いておいてください。

まずは2〜3社を選ぶところからです。掲載中の業者は、解体工事業登録の番号つきで一覧にしています。

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